@geeorgey

吉田丈治のブログ。その時考えてる事をつらつらと。リバネスとしての考えではなく、個人的なものです。

例えば相続税100%にしたらどうなるか

どうなるんだろうね。

最近良く思うんだけど、今の資本主義社会って、誰が幸せになってるんだろう。

先進国だって、富の分配がうまくいっていないし、それってどこの国でもおなじに見える。日本なんて幸せの分配が全くうまくいっていない。物質的には豊かだと思うし、手に入らないものは今のところほとんど無いんだと思うんだけど、だからといって幸せかというとそんな雰囲気じゃない。これってなんのせい?

と、大きな話は置いといて。国内の話です。

例えば相続税を100%にしたらどうなるだろうか。

死後、自分の資産は相続できない事になる訳で、きっと死ぬ前にお金を使いまくるはずだ。死ぬ間際になんて絶対にお金は使い切れない(固定資産買っても、固定資産税かかるからそれはお金を使ったことにならない)。だから、ある程度若いうちからお金を使うということを考える社会になる。それって楽しい社会なんじゃないの?と思ったんだけどどうだろう。

ただ、自分が死ぬのはいつだかわからない訳です。使いきってしまったら…と思うと、ビビって使わなくなるのは目に見える。

そこは制度でなんとかするんです。今まで使ってきたお金というのは、納税額見てればわかるわけで、そこからお金使いきった先にも人生が残っていたとしたらある程度の保障をしてあげる。使ってきたお金の金額に応じてってやつだ。

市場にお金が循環してないから、停滞しているからそれを手にする人が減るわけで、使える金額も減る訳です。そんなのは制度でなんとかしてしまえばいいんじゃないのという極論の話でした。

 

一点問題になるのは、こうする事によって、事実上市場の解放というか、日本が抱えている資金が市場に全部出まわることになる。日本という世界だけを見ていると、きっとこれは外国の格好の的になって、あっという間に国内から資金が流出するということにもなりかねないってことになるんだろうけど。

預金として確保されているから、問題ないんですってのも問題解決にならないし、一方市場にでちゃうとあれなんです、ってのもなんだかなぁって感じ。

 

誰か詳しい人がいたら教えて下さい。どんな社会になるのか。