@geeorgey

吉田丈治のブログ。その時考えてる事をつらつらと。リバネスとしての考えではなく、個人的なものです。

平等な社会とは何だろうか(思考からこんなサービスどうだろうという話)

昨日こんなPostをした。

多様性は豊かさ故に維持されている

その後寝る前にモヤモヤと考えていたのだけれど、多様性というのはつまり、色々な境遇の元健全に育ち、それぞれの経験の中から自分の生き方を自分で選ぶ事が出来るという事に他ならない気がする。

わかりやすい言葉で極端に置き換えると

収入の差がものすごく大きく合ったとしても、それぞれのレイヤーできちんと健全に育つ(生きる)ことが出来且つ、例えば貧困層の人が一念発起して本気で何かを立ち上げることがあるならば、その立ち上げを支援する社会的余裕があるという状態なのではないかなと思うに至った。きっとそれが万人にチャンスを与えられる社会だ。別に現状に満足していればそういう生き方を続ければいいし、無理強いしなくても良い。ポイントは健全に、だ。

アメリカの大学進学みたいに、お金持ちじゃないとそこには居られないという状態はやはり多様性を生むことが出来る社会とはちょっと違うと思う。

抽象的な事ばかり話していてもあれなので、こんなWebサービスあったらいいなを考えてみた。

日本には地域性があって、やはりその地域や職業で得られる収入というのは異なってくる。それを明示できないだろうか。

収入、家族構成、固定資産、務めている企業、勤務時間、帰宅時間、家族と過ごすことの出来る時間数、保障などなど。人が生きていくにあたり、どの程度の指標が必要になるのかは、僕個人ではよくわからないのだけれど、きっと保険屋さんとかに聞けば詳しいんじゃないだろうか。

つまり、価値観が多様化しているということは、その人が欲しいと思うものの指標が多様化しているということだ。それらの指標をすべからくインデックスし、そういう人生を生きたいのであれば、ココらへんに行ってこういう生き方をするのが近道なんじゃないのって教えてあげるというサービスだ。ライフサーチみたいな。

もちろんやりたいことによって、リスクも伴う訳で。ここに行ってこういう生き方をしたいと思ってやってみると、なんとなく形になるまでこれくらいの時間がかかり、やっぱり生きていけないという確率もある程度あったりする訳で、そういうリスク評価とかもできたら便利だと思う。それでも本当にやる?みたいな感じ。

そんなサービスを作るには、いろんな組織や個人が、直接的に個人情報とは絡まない形で情報開示する必要があるのだけれど、それこそ社会的な総意としてあったらいいなにならないと厳しいかもしれないが。やりがいはありそうだよね。

 

なんでそんな事を考えているかというと、今の閉塞感って、やりたいと思うあれそれが漠然としているんだけど、やっぱり自分でやらないと満足しないというパターンが少なからずあるから。そして、やってみた先には絶対に新しいことが生まれる余地があるからだ。そこに生まれるはイノベーションです。

そういうサービスが大きくなってくると、きっと行政も乗ってくる。うちの地区ではこういうライフスタイルを実現させます。とマニフェストぶちかまして、地域活性なんて方法もあるんじゃないだろうか。地域活性って結局そこにどれだけ人がいるかに尽きる。田舎なら田舎くさーい生き方とか、そういうのばかりじゃなくて、それこそ先進的な都市空間を作りました。こんな働き方が出来る企業だけを誘致しています。どうですか?みたいな地域があったっていいんだろうなと。

 

人生は短い

まずはやってしまって、その結果どこへ向かおうか、というベクトル付けが出来るのであれば、きっと人生の最後に自分の生きざまを振り返って、後悔ばかりしながら死んでいくという事は少なくなるんじゃないかなと思うわけです。